前回までの記事はこちら
VPSにおける作業ユーザーの追加を行っていきます。
まずVPSにSSHでログインして、ユーザーを作成します。
(demo-userは任意のuser名に変更してください)
1 | useradd demo-user |
そしてパスワードの設定を同時にしておきます。
1 | passwd demo-user |
また、この作成したユーザーがsudoというRoot権限でのコマンドを実行できるように設定していきます。
1 | usermod -G wheel demo-user |
これで、demo-userがwheelグループに追加されました。
また、次にwheelグループ内においても、sudoが使えるように設定して上げる必要があります。
1 | visudo |
を実行し、ファイルを開きます。
Escape keyを押した後”\”を入力し wheelを検索します。
1 | :\wheel |
そうすると次のような箇所が見つかるので、以下のように#を取り除き変更します。
1 2 | ## Allows people in group wheel to run all commands # %wheel ALL=(ALL) ALL |
↓
1 2 | ## Allows people in group wheel to run all commands %wheel ALL=(ALL) ALL |
変更ができたらwqで保存してください。
これでusernameはsudoを使えるようになりました。
ここまでできたら、一度VPSサーバーからログアウトして、
demo-userでログインしてみましょう。(パスワードはユーザーを作成したときに設定したものです)
1 | ssh demo-user@hostname |
これでdemo-userでログインできれば完了です。
次は、パスワードでのログインだとセキュリティ上見破られてしまう可能性が高いため鍵認証でのログインを設定していきます。